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台湾の大卒平均給与、中国を依然上回る


ニュース その他分野 作成日:2019年9月20日_記事番号:T00085883

台湾の大卒平均給与、中国を依然上回る

 中国の求人サイト大手、BOSS直聘が発表した調査結果によると、中国の今年の大学新卒者の平均初任給は5,909人民元(約9万円)と前年比10.2%上昇し、台湾元換算で約2万5,800元に上ったが、2018年に台湾の大学や専科学校(高専などに相当)を卒業したフルタイム労働者(19年4月末時点)の平均月給3万4,278台湾元(約11万9,600円)を下回った。20日付聯合報が報じた。

 中国の高等教育政策「双一流」に選ばれた一流大学137校の今年の新卒者の平均初任給は6,721人民元(約2万9,300台湾元)だった。

 中国では今年、▽インターネット▽金融▽自動車──関連企業の大学新卒者に対する求人需要は鈍化した。一方、▽ゲーミング▽第5世代移動通信(5G)▽モノのインターネット(IoT)──関連のエンジニアの職種の求人需要は強かった。

 なお、18年に台湾の大学や専科学校を卒業したフルタイム労働者のうち、業種別では金融・保険業の平均月給4万3,508台湾元が最高だった。