ニュース 政治 作成日:2019年9月20日_記事番号:T00085886
高雄市で最近、店舗での器物破壊、街頭での乱闘、発砲事件などが相次いでいることについて、内政部警政署の陳家欽署長は高雄市政府警察局の取り組み状況に強い不満を表明し、黄明昭刑事局長を同市に派遣し、指揮監督に当たらせることを決めた。20日付聯合報が伝えた。
韓市長は刑事局長の高雄市派遣に対し、政治的思惑を感じると不満を表明した(20日=中央社)
今回の動きは総統選情勢とも不可分だ。徐国勇内政部長は「(高雄市長である)韓国瑜氏は国民党が指名した総統候補だが、高雄の治安は最重要課題であるはずなのに連日これほど事件が発生している。これでは安心して生活や仕事ができない」と述べた。徐内政部長自身も20日に高雄入りを予定している。
韓市長は「就任から8カ月、市民が(安心して生活や仕事ができる)『安居楽業』を求めていることを非常に重視している」と反論し、ドラッグ対策、暴力や飲酒運転の追放などに取り組んでいると主張した。
韓市長による市政と犯罪増加の因果関係は不明だが、韓市長が総統選出馬で市政をないがしろにしているとの印象は市民の間に根強いのが現状だ。
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