ニュース 家電 作成日:2019年9月23日_記事番号:T00085896
台湾のスマート家電市場の将来性を好感する中国の家電ブランド大手、美的集団(マイディアグループ)は、台湾に販売会社「台湾美芝消費電器」の設置を決定した。27日に開設式典を開催する。同社は今後3年間で「マイディア」ブランドのクーラー、冷蔵庫、洗濯機、生活家電、キッチン家電などスマート製品を導入し、台湾市場の業績を2倍に成長させたい考えだ。23日付工商時報などが報じた。
美的集団は現在、台湾で家庭用および業務用エアコンを主に販売しており、販売額は約1億台湾元(約3億5,000万円)だ。同社は2016年に東芝の白物家電事業を買収しており、台湾では今後、マイディアと東芝の2ブランドの製品を展開する。
なお、同社の台湾事業拡大に当たり、奇美集団傘下の奇美家電(CHIMEI)がマイディアのエアコンと東芝の小型家電の販売に協力する。
中国家電メーカーの台湾展開強化について、台湾の家電大手、声宝(サンポ)は、品質、価格、アフターサービス、販路、消費者の反応などを注視していくとコメント。警戒感を強めている。
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