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しょうゆ・洗剤など民生品、最大で35%値上げ


ニュース その他分野 作成日:2008年7月4日_記事番号:T00008592

しょうゆ・洗剤など民生品、最大で35%値上げ

 
 7月に入り、石油製品と電気料金が値上げとなったことに加え、しょうゆ、トイレットペーパー、洗剤などの民生品でも再び値上げの波が起きている。「物価が上がり続ける中、誰が子供を産みたいと思う?自分自身も養えなくなりそうなのに」という不満の声も消費者から上がっている。4日付蘋果日報などが報じた。

 業者によると、大豆の国際相場が高騰しており、それに応じて関連商品も値上がりしているという。統一集団(ユニプレジデント)では、各小売店に対し1日からすべてのしょうゆ製品を平均約1割値上げすると通知した。値上げ幅は「統一醤油」が最大の35%で「キッコーマン」は平均10%となっている。また、小売業者はメーカーから、「大豆価格の上昇が収まらなければ、9月1日からキャンペーン価格での注文は受け付けない」との予告も受け取った。

 また今年4月に値上げしたばかりの永豊餘造紙も、7月初めに「五月花」、「柔情」などのトイレットペーパーを15~33%全面値上げした。さらに、洗剤では花王の洗濯洗剤「一匙霊(アタック)」が平均6~7%、耐斯企業の「白鴿」が27%、食器洗剤「泡舒」が15%値上げとなっている。

 他にも缶詰、沙茶醤、菓子類、インスタントコーヒーなども軒並み値上がりしている。