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Qisda傘下のDFI、自動化設備部品商社に出資


ニュース 電子 作成日:2019年9月24日_記事番号:T00085924

Qisda傘下のDFI、自動化設備部品商社に出資

 佳世達科技(Qisda)傘下の産業用コンピューター(IPC)メーカー、友通資訊(DFI)と自動化設備用部品販売の羅昇企業(エースピラー)は23日、エースピラーが実施する第三者割当増資をDFIが引き受け、4億6,000万台湾元(約16億円)を出資して株式20.49%を取得することを双方の董事会で決議した。24日付工商時報が報じた。

 両社は、DFIが強みを持つ組み込みシステム関連の演算能力とエースピラーの伝動設備統合に関する経験を結び付けることで、スマート製造(スマートマニュファクチャリング)分野におけるソリューション提供能力を高め、製造業のデジタル化関連の商機獲得を目指す方針だ。

 なお、エースピラーはオペレーショナルテクノロジー(OT)に関する台湾、日本、欧州の30社以上のハイエンド製品を代理販売している。一方、Qisda傘下の聚碩科技(サイセージ・テクノロジー)は多くの欧米の情報技術(IT)ブランドから販売代理権を取得しており、グループ全体で工場のスマート化促進に取り組む構えだ。