ニュース 商業・サービス 作成日:2019年9月24日_記事番号:T00085929
台北市松山区の高級ホテル、台北文華東方酒店(マンダリンオリエンタル台北)を所有する開泰豊国際の林命群董事長が、同ホテルの建物と土地(4,264坪)を385億台湾元(約1,330億円)で香港の富豪、盧啓賢(カルバン・ロー)氏に売却する契約書を締結したとの観測が浮上している。開泰豊国際と同ホテルを運営する文華東方酒店集団は23日、ノーコメントとした。24日付経済日報が報じた。
マンダリンオリエンタル台北は、旧・中泰賓館(マンダリーナ・クラウン・ホテル)跡地に建設され、2014年5月にオープン。建物と土地は中泰賓館を経営していた一族の3代目に当たる林命群氏が所有し、ホテルの運営を文華東方酒店集団に委託している。
商用不動産の仲介業者は、林氏はマンダリンオリエンタル台北の希望売却価格として500億元以上を提示していた時もあったが、客室稼働率が十分高くなかったため、大幅に譲歩したと指摘。一方、盧氏は同ホテルのブランド価値や土地の価値などを考慮して買収を決めたと分析した。
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