ニュース その他製造 作成日:2019年9月24日_記事番号:T00085936
経済部統計処が23日発表した8月の工業生産指数は前年同月比2.28%上昇し115.29ポイントだった。2カ月連続のプラス成長で、同月として2番目の高水準だった。統計処は、米中貿易戦争による転注、台商(海外で事業展開する台湾系企業)のUターン投資が主因と説明した。24日付経済日報などが報じた。
製造業生産指数は前年同月比2.11%上昇の115.03ポイントで、過去3番目の高水準だった。そのうち電子部品業は9.5%上昇の125.44ポイントで、昨年10月に次ぐ過去2番目の高水準だった。うち半導体業は19.99%上昇した。統計処は、大手ブランドによる新製品の在庫積み増しのための調達や、第5世代移動通信(5G)インフラ敷設で、半導体の先進製造プロセスの需要が強まっていると説明した。一方、液晶パネルと部品業は104.55ポイントで14.11%下落した。
コンピューター・電子製品・光学製品業は前年同月比33.25%上昇の169.79ポイントで過去最高だった。▽サーバー、スイッチ、ルーターなどの生産量増加▽スマートフォン新製品向けのレンズ増産──が主因だ。
他の主な産業は、▽化学原材料業、前年同月比5.06%下落▽ベースメタル業、10.59%下落▽機械設備業、17.98%下落▽自動車と部品業、9.5%下落──と軒並み下落した。
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