ニュース 政治 作成日:2019年9月24日_記事番号:T00085937
蘋果日報が毎週行っている総統選世論調査によると、9月23日時点で与党・民進党の現職、蔡英文氏の支持率は44.4%、野党・国民党の韓国瑜高雄市長の支持率は32.9%で11.5ポイントの差があるものの、韓氏が朱立倫前新北市長を副総統候補に据えた場合は蔡氏42.9%に対し韓朱ペア39.9%で、3ポイントに差が縮まった。同紙が24日報じた。
韓氏は庶民層の支持を得ている一方で、政策を重視する中間以上の有権者層の不興を買っているが、桃園県長、新北市長、国民党主席といった要職を経験してきた朱氏がバックアップする場合は、こうした有権者層の支持が高まる補完効果を期待できる。
ただ朱氏は、副総統候補を務める意欲はないと表明している。22日に朱氏が台南市を訪れた際に韓氏は予定を変更して駆け付けたものの、両者の間にほとんど会話は見られなかった。今回の世論調査の結果についても、朱氏陣営は何ら反応を示さなかった。
なお今回、郭台銘(テリー・ゴウ)鴻海精密工業前董事長が総統選からの撤退を決めたことによって、蔡氏は前週から支持率が6.7ポイント上昇した一方、韓氏の支持率上昇は5.4ポイントにとどまった。郭氏の支持票が韓氏よりも蔡氏に多く流れたことを意味する。
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