ニュース 電子 作成日:2019年9月25日_記事番号:T00085946
25日付経済日報によると、中国・華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)が台湾のIC設計業者、祥碩科技(ASメディア・テクノロジー)と、サーバー向け製品に関する交渉を進めていると観測されている。商談がまとまれば、ASメディアは今後、既存サプライヤーに代わり、PCI Express(PCIe)スイッチを供給するとみられる。
市場調査会社、IDCの資料によると、ファーウェイは現在、世界サーバー市場でシェア6%を占め5位。中国市場ではシェア18%で2位だ。
中国では、第5世代移動通信(5G)インフラの建設が加速している他、百度(バイドゥ)や阿里巴巴集団控股(アリババ・グループ・ホールディング)といったクラウド関連企業が大型データセンターの設置を進めている。
米中貿易戦争が長引く中、こうしたデータセンター向けサーバーは中国製品の採用が拡大しており、ファーウェイのサーバー出荷も増えることが予想される。ASメディアがサプライチェーン入りを果たせば、業績成長への寄与が期待される。
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