ニュース 電子 作成日:2019年9月25日_記事番号:T00085947
米半導体大手、クアルコムのスティーブ・モレンコフ最高経営責任者(CEO)は米国時間23日、中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)向けの出荷を再開したと明らかにした。これにより、クアルコムを大口顧客とする台湾積体電路製造(TSMC)は、ウエハー投入枚数が拡大する見込みだ。25日付経済日報が報じた。
ファーウェイは第5世代移動通信(5G)対応基地局メーカーとして世界最大手、スマートフォンメーカーとして世界2位だ。5Gチップの重要技術を持つクアルコムがファーウェイ向けの出荷を再開したことは、米中貿易戦争で米国側が譲歩した結果とみられる。
米商務省は今年5月、ファーウェイに対する事実上の禁輸措置を発動し、クアルコムはファーウェイへの出荷停止を従業員に通知したが、6月にはファーウェイに対する制裁を解除するよう米国政府に要請した。米商務省は8月、ファーウェイと米国企業の一部の取引禁止を猶予する期限を3カ月延長すると発表していた。
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