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南山と新光人寿、台湾不動産に投資意欲


ニュース 建設 作成日:2008年7月4日_記事番号:T00008595

南山と新光人寿、台湾不動産に投資意欲


 米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)傘下の南山人寿保険と、新光金融控股傘下の新光人寿保険の生命保険大手2社は3日、台湾不動産市場を好感しているため、さらに投資を増やしたいという意向を示した。4日付経済日報が報じた。

 南山人寿の陳潤霖総経理は3日、「良い物件があれば投資する」と語った。今年の初頭の段階では、通年で不動産にさらに300億台湾元(約1,050億円)以上を投じることができると語っていた。同社の現在の不動産投資額は運用可能資金の5%以下で、新光人寿や国泰人寿保険と比べると低い。一方、昨年から中和市、台北市内湖区など域内不動産市場に積極的に投資しており、昨年の投資額は100億元以上に上った。

 新光金控の許澎総経理は3日、「現在の台湾不動産市場は、昨年と比べてかなり良い」と語った。新光人寿はここ数年、台北市内湖区の内湖科学園区(内科)を中心に投資しており、既に7棟を所有して「内科最大の地主」と言われている。