ニュース 商業・サービス 作成日:2019年9月25日_記事番号:T00085960
台北市士林区の天母商圏では、百貨店大手3社が改装、新規テナント誘致で巻き返しを図っている。天母商圏の衰退に伴い、天母の百貨店業界の年間売上高はピーク時の150億台湾元(約520億円)から30%減少したものの、今年は台商(海外で事業展開する台湾系企業)のUターン投資や香港人の住宅購入で、消費者が増えているためだ。25日付工商時報などが報じた。
新光三越百貨の台北天母店は9月より、子供向け遊戯施設やブロック玩具のレゴなど15の新ブランドを導入しており、27日には本間ゴルフの百貨店1号店がオープンする。同店のピーク時の売上高は30億元近く、今年の売上高は前年比16億元増を目指す。
大葉高島屋は10月3日に周年慶(創業祭)セールを開始する。日本や韓国の往復航空券25枚が当たるキャンペーンなどで、セール期間20日間の売上高は前年同期比2~3%増の7億2,000万元を目指す。同店のピーク時の年間売上高は60億元近く、今年は前年並みの40億元を目指す。来年は高層階のレストランや子供向け遊戯施設の強化で、成長を目指す。
遠東そごう天母店は6月からの改装で、フードコートの売上高は2割増え、飲食店全体の売上高構成比は40%近くへと従来の33%から拡大した。同店のピーク時の売上高は60億元近く、今年は50億元を目指す。
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