ニュース 運輸 作成日:2019年9月25日_記事番号:T00085964
東芝インフラシステムズは24日、台湾高速鉄路(高鉄)から既存車両30編成(360両)向けの置換用電気機器などを受注したと発表した。2021年度から順次納入する。
高鉄700T型車両。日本の新幹線700系がベースだ(同社リリースより)
受注したのは高鉄開業時に納入したものの置換用で、製造は府中事業所(東京都)で行う。
同社は、これまでの納入とサービス提供を通じた設備とシステムの長期的な維持力が高く評価されたと指摘。高鉄以外では、台湾鉄路(台鉄)の通勤電車向け電気品の納入実績などがあり、台湾を海外鉄道事業の注力市場と位置付けていると説明した。
同社は、00年に日本企業連合が受注した高鉄プロジェクトで▽車両電気品▽変電システム▽運行管理システム▽通信システム▽保守管理システム──などを担当。13年には高鉄の南港駅(台北市)への延伸プロジェクトでの変電システムなどを、14年には中間駅3駅向けの放送、信号制御システムなどを受注していた。
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