ニュース 社会 作成日:2019年9月25日_記事番号:T00085969
衛生福利部疾病管制署(CDC)は24日、中部に住む30代の男性に広範囲薬剤耐性腸チフスへの感染が確認されたと発表した。出張先のパキスタンで感染したとみられる。台湾で同疾病の感染例が確認されたのは初めて。25日付蘋果日報が報じた。
CDCは、レストランの水やコックから感染した可能性があると説明した(24日=中央社)
男性は先月4日に海外出張先で下痢、発熱、発疹の症状が現れ、同月26日の帰台後も下痢が続いていたため病院で診察を受けた結果、広範囲薬剤耐性腸チフスへの感染が確認され、入院して隔離治療を受けている。容体は改善しているが、1日に19回も下痢になる日もあったという。現時点では男性の家族などへの感染は確認されていない。
CDCなどによると、広範囲薬剤耐性腸チフスは同チフス菌に汚染された飲食物などから感染する。パキスタンなどで流行しており、同国では年初来の感染例が5,200件に上る。オーストラリアでも最近、初の感染例が確認された。
CDCの防疫専門の林詠青医師は、火を通していない食べ物と生水を避け、広範囲薬剤耐性腸チフスが流行している地域に渡航する場合は予防接種を受けた方がよいと呼び掛けた。
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