ニュース 電子 作成日:2019年9月26日_記事番号:T00085976
中国の電子商取引(EC)最大手、阿里巴巴集団控股(アリババ・グループ・ホールディング)傘下で半導体事業を手掛ける、平頭哥半導体は25日、同社初の人工知能(AI)チップ「含光800」を発表した。台湾積体電路製造(TSMC)が7ナノメートル製造プロセスで生産したとされる。26日付経済日報が報じた。
アリババの張建鋒首席技術官(CTO)は含光800について、業界標準のResNet-50のテストで、画像処理能力が現在業界で最高のAIチップの4倍に当たる7万8,563IPS(秒当たり画像数)に達し、演算能力はグラフィックスプロセッサー(GPU)10個分に当たると強調した。同製品は既にアリババの事業に応用されているもようで、10億枚の商品画像の識別に従来のGPUならば1時間かかるところが5分で済むようになったという。
平頭哥は会社設立からまだ1年。華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)傘下の深圳市海思半導体(ハイシリコン・テクノロジーズ)がTSMCの3位顧客となったように、同社も今後TSMCの業績をけん引することが期待される。
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