ニュース 電子 作成日:2019年9月27日_記事番号:T00086011
ソフトバンクグループ(SBG)傘下のシリコンIP(知的財産)プロバイダー、英ARM(アーム)がこのほど、中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)および同社傘下の深圳市海思半導体(ハイシリコン・テクノロジーズ)について「長期的な提携パートナー」と表明した。業界では、ハイシリコンが今後もチップ開発に安心してARMのIPを使用できることを保障したものと受け止められており、ハイシリコンから台湾積体電路製造(TSMC)への発注に問題が生じるとの懸念も解消された格好だ。27日付経済日報が報じた。
米国政府が、同国企業によるファーウェイへの電子部品供給に対する規制を厳格化して以降、その他の国・地域がこれに追随する動きを見せ、ARMも今年5月、ファーウェイとの取引を一時停止するとの観測が伝えられた。
ハイシリコンは、主にARMから永久ライセンスを受けたアーキテクチャーに基づいてチップ開発を行っているが、今後ARMから最新アーキテクチャーのライセンス供与が受けられなくなれば、次世代チップの開発および同社のチップを受託生産するTSMCにも影響が及ぶと懸念されていた。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722