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マクロニクスのNAND、米STB大手に出荷【図】


ニュース 電子 作成日:2019年9月27日_記事番号:T00086013

マクロニクスのNAND、米STB大手に出荷【図】

 メモリー大手、旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル、MXIC)の呉敏求董事長は26日、SLC(シングルレベルセル)NAND型フラッシュメモリー(SLC NAND)を米国のセットトップボックス(STB)大手メーカーに出荷したと語った。主に4ギガビット(Gb)製品で、19ナノメートル製造プロセスで生産している。需要期の下半期は12インチウエハー工場のフル稼働が続くと見込む。27日付工商時報が報じた。

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 呉董事長は、STBが複雑化する中、大容量のNOR型フラッシュメモリーを使用するとコストが高いので、容量が大きいSLC NANDが使われるようになったと説明した。現在は2Gbか4Gb製品が中心で、将来は4Kや8Kの超高画質テレビなどにも使われると予測した。

 来年サービスが本格化する第5世代移動通信(5G)に関して呉董事長は、5G基地局や端末装置には大容量のNOR型フラッシュメモリーが搭載され、5G対応スマートフォンにも大量のメモリーが搭載されると期待感を示した。