ニュース 電子 作成日:2019年9月27日_記事番号:T00086015
電子機器受託生産大手、英業達(インベンテック)の元幹部3人が仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)に転職した際、営業秘密を漏洩(ろうえい)したとして起訴された事件で、台北地方検察署(地検)は26日、従業員による犯罪行為を防止できなかったとして、コンパルを営業秘密法違反の罪で起訴した。27日付経済日報が伝えた。
コンパルは「起訴状を受け取っていないのでコメントできない」としている。インベンテックは「事件は法的手続きに入った。訴訟の過程と賠償請求金額を通じ、研究開発(R&D)と営業秘密への重視ぶりを改めて訴えたい」とコメントした。
調べによると、インベンテック幹部3人は2017年9月から18年3月にかけて同社の機密資料を持ち出し、コンパルに転職していた。検察は3人がいずれも機密保持契約に違反したとして、昨年9月の段階で起訴。流出した営業秘密の価値を54億9,789万台湾元(約190億円)相当と算出している。
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