ニュース 医薬 作成日:2019年9月27日_記事番号:T00086020
中国医薬大学と長庚紀念医院はこのほど、世界に先駆け、安息香酸を認知症治療に活用し、脳の受容体を活性化させる技術を開発し、科技部の「傑出技術移転貢献賞」を受賞した。27日付自由時報が伝えた。
高雄長庚紀念医院一般精神科の林潔欣主任によると、新技術は天然物質と食品添加物に含まれる安息香酸ナトリウム化合物で、脳の記憶や学習に関わるNMDA型グルタミン酸受容体の活性化を図り、認知症の症状を改善するものだ。
中国医薬大学臨床医学研究所の藍先元所長は「認知症やアルツハイマー病の発生初期にはNMDA型受容体の密度が低下するが、研究の結果、安息香酸ナトリウムによる医薬品で受容体を活性化すると、シナプスの増加と受容体の密度上昇を促進できることが分かった」と説明した。
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