ニュース 商業・サービス 作成日:2019年9月27日_記事番号:T00086022
遠東集団(ファーイースタン・グループ)傘下の百貨店、遠東そごう百貨の汪郭鼎松総経理は26日、今年通年の台湾店舗の改装予算は5億台湾元(約17億3,000万円)近くと明らかにした。700以上のテナントが対象。東区商圏(大安区北部)の台北忠孝館、台北復興館では約半数が対象となる過去10年で最大規模の改装で、競合が多数進出する信義計画区への顧客流出を阻止する構えだ。27日付経済日報が報じた。
汪郭総経理は、今年は従来の日本スタイルから欧米のモダンスタイルに改装するとともに、体験型の売り場を増やしたと説明。来年も継続する意向を示した。
台北忠孝館は家電などの2フロアの改装で、売上高が11%増加した。同館の李景銘店長は、化粧品と家電が成長エンジンで、年間売上高はそれぞれ約30億元、約25億元と説明した。
台北復興館は7月、▽フレグランス▽ジュエリー▽ファッション▽飲食──など約200坪規模の大幅改装を実施した。
この他、天母店(台北市)、中壢店(桃園市)、新竹市の大型ショッピングセンター(SC)の遠東巨城購物中心(ビッグシティー)でも改装を進めている。
同じ遠東集団の遠東百貨(ファーイースタン・デパートメント・ストアズ)は、年内に信義計画区に新店舗をオープンし、激戦区に進出する予定だ。
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