ニュース 商業・サービス 作成日:2019年9月27日_記事番号:T00086023
台湾のインターネット通信販売業界では、年間に使用される梱包(こんぽう)用の箱が8,000万個に達し、テープや緩衝材などを含め、環境への悪影響が懸念されている。このため、行政院環境保護署(環保署)はこのほど、ネット通販の簡易包装化に向けたガイドラインを取りまとめた。10月にも実施する。27日付聯合報が報じた。
ガイドラインは大きな箱の中に小さな商品を梱包することをやめるべきとした他、3年以内に箱のリサイクルを推進するなどとしている。法的拘束力はないが、既に通販大手の網路家庭国際資訊(PCホームオンライン)やヤフー奇摩購物中心などが賛同する意向を示している。
具体的には包装材の重量を小包の総重量の10%以内に抑え、過剰包装を防ぐ他、中期的には包装材料にリサイクル素材を一定比率使用すると同時に、ポリ塩化ビニル(PVC)や金属製のくぎなどの使用を取りやめることを盛り込んだ。
環保署によると、ガイドラインに賛同した企業には「包装減量標章」を交付し、消費者が環境に優しい商品を購入する上での参考にしてもらう。
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