ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

保険業の年初来為替差損、1470億元に拡大


ニュース 金融 作成日:2019年9月27日_記事番号:T00086026

保険業の年初来為替差損、1470億元に拡大

 金融監督管理委員会(金管会)保険局が26日発表した生命保険業の為替差損は、1~8月累計で1,479億台湾元(約5,100億円)に拡大した。一方、税引き前利益は前年同期比43%増の1,662億元と、同期の過去最高を記録した。27日付経済日報が報じた。

 為替差損の拡大は、台湾元が下落する中、保険業の海外投資比率が高く、ヘッジコストが1~8月累計で3,256億元と高水準のためだ。

 8月の台湾元は対米ドルで約1%の下落となり、昨年末からの下落幅は約2.2%に拡大した。8月単月の保険業の為替差損は122億元に上った。

 一方、株式・債券市場は回復してきており、8月末時点の保険業の純資産は1兆9,228億元と、前月比1,446億元増加、昨年末比8,327億元増加した。