ニュース 電子 作成日:2019年9月30日_記事番号:T00086048
ブルームバーグの27日報道によると、米国際貿易委員会(ITC)は、グローバルファウンドリーズ(GF)が8月に台湾積体電路製造(TSMC)を相手取り提起した特許侵害訴訟2件で、調査を実施すると表明した。ITCの規則によると調査は15~18カ月を要するため、今年の業績に影響が及ぶことはない。28日付経済日報が報じた。
GFは、TSMCが同社の特許を侵害してクアルコム、ザイリンクスなど向けに受託生産した半導体チップおよび使用製品の米国への輸入禁止を求めている。訴状では▽聯発科技(メディアテック)▽マウザー・エレクトロニクス▽TCL集団▽モトローラ・モビリティ▽BLUプロダクツ▽エヌビディア▽アップル▽アリスタネットワークス▽ブロードコム──などの名前も挙げられている。
この問題でTSMCは同日、同社の技術は全て自主開発したものであり、他企業の特許を侵害したことはないと表明した。TSMCがITCに提出した文書では、米国への輸入禁止が命じられた場合は、サプライチェーン全体をまひさせる恐れがあると主張している。
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