ニュース 電子 作成日:2019年9月30日_記事番号:T00086055
マイクロソフト(MS)は27日、台湾に昨年開設した人工知能(AI)研究開発(R&D)センターを移転し、拡張した新しいオフィスを公開した。新オフィスは台北都市交通システム(MRT)市政府駅上部の「国泰置地広場」(台北市信義区)ビル31階と32階に位置し、2フロア合計で面積は700坪以上。28日付工商時報が報じた。
蔡英文総統(中)は27日、台湾の若者の就職先として良い選択肢になると歓迎の意を示した(同社リリースより)
同センターに勤務する従業員は既に100人を超えているが、引き続き増員を図る。
MSによると、同R&Dセンターは、台湾における長期的なAI関連プロジェクトの起点となる。技術研究と産業における応用の拡大に焦点を当てている。今後は▽コンピュータービジョン技術▽ユーザーの意図の認知▽産業におけるAIの垂直方向の応用──に関する研究を進める。
台湾のAI研究チームは、これまでに画像識別技術の分野で成果を挙げており、特に最新の文字認識技術はMS本社からも高い評価を受けている。今後、紙資料のデジタル化などに応用が見込まれる。
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