ニュース 自動車・二輪車 作成日:2019年9月30日_記事番号:T00086056
自動車大手、裕隆集団は27日、自社ブランド、納智捷汽車(ラクスジェン・モーター)の今年の台湾市場での販売台数目標を従来の1万台から5,000台に下方修正するとともに、今後の新車開発には慎重姿勢で臨むと業績説明会で表明した。年末に7人乗りスポーツ用多目的車(SUV)の「URX」を中台市場に投入した後は、新車開発を中断する方針との観測が出ている。28日付工商時報などが報じた。
裕隆集団はまた、傘下の裕隆汽車製造(ユーロン・モーター)が、物流用の電気自動車(EV)の受託生産で10月に仏ミューズ社と契約することを明らかにした。生産開始と納車は来年下半期。伊バイクブランド、アディバからの三輪バイク受注に続くもので、同分野強化の新たな成果だ。
高層住宅部分の事業中断が伝えられた新北市新店区の「裕隆城」開発プロジェクトについては、現時点では当初計画通りに推進しているものの設計変更の提案が出ていることを認め、10月の董事会で最終決定を行うと説明した。住宅部分を断念すれば100億台湾元(約350億円)の支出を削減できるとみられている。
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