ニュース 政治 作成日:2019年9月30日_記事番号:T00086065
与党・民進党は28日、台北市で全国党員代表大会(党大会)を開き、蔡英文総統が来年1月の総統選での勝利と立法委員選での議席過半数獲得の目標を打ち出すとともに、「敵は国内だけでなく対岸にもいる。対岸からの脅しと政治介入は増えることはあっても減ることはない」と述べ、中国との対決姿勢をアピールした。29日付自由時報が報じた。
民進党は蔡総統以下、政権幹部や結党メンバーらも集合して団結をアピール。蔡総統は世論調査で安定したリードを保つ中、一部で出ている楽観ムードを戒めた(28日=中央社)
中国の習近平国家主席が今年1月、台湾に適合した「一国二制度」を提起すると表明したのに対し、大会では、同制度を拒否し、台湾の主権維持と、民主主義、安全保障を強化すべきとする決議文を採択。来年の総統・立法委員選での戦略方針とすることを取り決めた。
蔡総統は来年の選挙について、「党派、世代を超えて難関を克服すべきだ。これは生活方式と価値観の防衛戦だ」と強調。立法委員選の公認候補70人を壇上に並べて、百戦錬磨の老将も、経験豊富な中堅世代もいれば、血気盛んな若い新星もいるとして、全世代で勝利すると訴えた。
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