ニュース 電子 作成日:2019年10月1日_記事番号:T00086074
1日付電子時報によると、ノートパソコン受託生産最大手の仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は、米中貿易戦争に伴い中国からの生産移転を求める顧客の要求に応じて、桃園市の観音工業区の工場を借り受けたようだ。また、ベトナムでも第2工場を設置するとみられる。
コンパルは当初、台湾の平鎮工場(桃園市)を中国からの主な生産移転先としていたが、拡張余地がなくなったため、2019年初めにベトナム北部のビンフック省の工場で試験生産を開始し、予備拠点としていた。既にビンフック工場もフル稼働となっているようだ。
業界関係者によると、平鎮工場は主にHP、デルの製品を生産しているが、観音工場はHPと聯想集団(レノボ)向けが中心となるようだ。ビンフック工場はHP、デル、宏碁(エイサー)、グーグルなどの製品を生産しているとみられる。
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