消息筋の情報によると、遠東集団（ファーイースタン・グループ）傘下の百貨店大手、遠東百貨（ファーイースタン・デパートメント・ストアズ）が10月末に台北市の信義計画区Ａ13区画にオープン予定の遠百信義店Ａ13は、14階に信義区の百貨店で初となる深夜営業の飲食フロアを設置するようだ。１日付経済日報が報じた。
同フロアにはカジュアルアメリカンダイニング＆スポーツバー「HOOTERS（フーターズ）」や台湾料理の老舗レストラン「阿美飯店」が出店するとみられる。阿美飯店は初の百貨店出店だ。10～13階に入居するシネマコンプレックス（シネコン）の威秀影城（VIESHOW CINEMAS）で映画を見終わった客などがターゲットとされる。
また、１～２階には小籠包（ショーロンポー）の最大手チェーン、鼎泰豊（ディンタイフォン）が出店し、１階は同チェーン初のテークアウト専用フロアとするようだ。
この他、遠百信義店Ａ13は遠東百貨の店舗として初めて４階を飲食フロアとし、台湾の飲食ブランドを集めたレトロな空間に仕上げるようだ。
