ニュース 社会 作成日:2019年10月1日_記事番号:T00086090
台北市中正区の中正紀念堂にほど近い中正行政中心大楼内に位置する公設伝統市場、南門市場が6日午後7時、同地での営業をいったん終了する。その後、約1.4キロメートル離れた「華光特二基地」内の施設で17日に臨時営業を再開。行政中心大楼の建て替え完了が見込まれる3年後、同ビル内に復帰する予定だ。1日付聯合報が報じた。
南門市場は日本統治時代の1907年に南門(麗正門)近くに開設された「千歳町市場」を前身とし、戦後、現在の名称に変更され、79~82年に新設された中正行政中心大楼内に移転した。同市場は台湾や中国各地の乾物、総菜、雑貨など豊富に取り扱っており、春節(旧正月)前には年越し用の食材を買い求める市民でにぎわう。
台北都市交通システム(MRT)の新路線、万大線の建設、および行政中心大楼の老朽化に伴い、同ビルの取り壊しが決定。南門市場は華光特二基地の2階建ての臨時施設に移転し、営業を続ける。その後、新たに建設されるMRT駅と行政中心の機能を共有するビルの地下1階と地上1~2階に再入居し、歴史ある市場の雰囲気を再現する方針だ。
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