ニュース 社会 作成日:2019年10月1日_記事番号:T00086091
1日午前9時半ごろ、宜蘭県の南方澳漁港で、大型のアーチ型連絡橋、南方澳跨港大橋が突然崩落し、橋を通過中のタンクローリーが転落、漁船3隻が押しつぶされた。10人が病院に運ばれ、2人重症、4人軽症が判明した他、外国人船員5人の行方が分からなくなっている。聯合報電子版などが同日報じた。
海中に沈んだ南方澳跨港大橋。橋の設計に問題はなかったのか(1日=中央社)
同橋は1998年に完成。長さ140メートル、幅15メートル、海面からの高さ18メートルで、南方澳漁港のランドマークとして知られていた。わずか20年で崩落したことに対し、市民から「あり得ない」と驚きの声が出ている。
交通部は、同橋は現在、港湾運営会社の台湾港務(TIPC)が管理しており、毎年点検を行っていたと説明。崩落の原因については、現段階では海側の橋脚が安定を失い、橋本体が下に向かって断裂したとみているが、詳しい状況の解明にはさらなる調査が必要と指摘した。
事故を受けて蘇貞昌行政院長は、事故原因の究明と、台湾全土の老朽化した橋の点検と補修を強化するよう指示した。
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