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事業用不動産Q3取引額、京華城落札で過去最高に


ニュース 建設 作成日:2019年10月2日_記事番号:T00086107

事業用不動産Q3取引額、京華城落札で過去最高に

 コリアーズ・インターナショナルの台湾法人、高力国際の統計によると、事業用不動産の第3四半期取引額は621億台湾元(約2,150億円)で、四半期として統計開始以来の最高を更新した。台北市松山区のショッピングセンター(SC)、京華城購物中心(リビング・モール)が372億元で落札されたことが数字を押し上げた。2日付蘋果日報などが報じた。

 この他、タイヤ大手の南港輪胎(ナンカン・ラバー・タイヤ)が台北市南港区の同社旧工場跡地で進める大規模開発計画「世界明珠」の高級オフィスビルが、IT(情報技術)製品販売大手の聯強国際(シネックス・テクノロジー・インターナショナル)に50億8,700万元で売却された。

 高力国際調研部の梁儀盈董事は、京華城は特別な案件だが、台北市のオフィス市場は活発化しており、第3四半期の投資目的の取引額は470億元に上ったと指摘した。

 事業用不動産の第1~3四半期取引額は1,157億元だった。

 土地の第3四半期取引額は615億元だった。第1~3四半期の累計では2,046億元で、同期として統計開始以来の最高だった。