ニュース その他分野 作成日:2019年10月2日_記事番号:T00086117
国民党の曽銘宗立法委員は1日、立法院での質疑で、中国が台湾との外交戦に続き、通商面で海峡両岸経済協力枠組み協定(ECFA)を撤回するシナリオに言及し、国家安全会議(国安会)の試算では、中国が台湾からの毎年200億米ドル相当の輸入品について、ECFAのアーリーハーベスト(早期関税引き下げ措置)を取り消す可能性があると指摘した。2日付工商時報が伝えた。
答弁した沈栄津経済部長は、ECFA撤回による影響について、「対外貿易への影響は5%程度で、石油化学が中心となる。(対策として)市場分散や産業の高度化を支援していきたい」と述べた。
関係者によれば、ECFAのアーリーハーベストには期限が特に設けられておらず、中台のいずれかが協定終了を求めれば、効力がなくなる。
台湾に対するアーリーハーベスト対象約500品目の昨年の中国への輸出額は236億米ドルで、減税利益は11億8,000万米ドルだった。
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