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中華映管、福州工場を中小型生産拠点に転換


ニュース 電子 作成日:2008年7月4日_記事番号:T00008612

中華映管、福州工場を中小型生産拠点に転換


 中華映管(CPT)は、ブラウン管(CRT)の生産拠点だった中国福建省福州工場を、中小型パネルモジュール工場に転換し、3日から生産を開始した。4~10.4インチのパネルモジュール生産ライン5本が稼働を始めており、年生産能力は900万枚だ。4日付工商時報が伝えた。

 同工場は今年3月からバックライトモジュールの量産を開始し、5月に中小型パネル後工程モジュール(LCM)の試験生産を始めていた。最終的な年生産能力は1,800万枚が目標で、今後さらに900万枚分のライン拡充を計画している。

 同社では昨年、中小型製品の粗利益率が30%を超え、利益確保に重要な役割を果たしたため、中小型パネルメーカーの凌巨科技(ジャイアントプラス・テクノロジー)に経営参加するなど、積極的に展開を進めている。懸念されている今年の粗利益率の低下に対し、林盛昌副総経理は、年内は黒字を維持できるとの見方を示した。