ニュース 電子 作成日:2019年10月3日_記事番号:T00086130
電子機器受託生産大手の緯創資通(ウィストロン)は、1年以上かけて自社工場での製品検査、研究開発(R&D)、人材育成などに人工知能(AI)技術の導入を進めてきた結果、各方面で成果が表れており、AIを活用した同社の製品検査ソリューションや人材育成プログラムは台湾の大手石化メーカーや養殖業者、食品メーカー、金融持ち株会社などに採用されている。ウィストロンは今後、スマート工場、スマート医療向けの需要取り込みを強化する方針だ。3日付工商時報が報じた。
ウィストロンは中国工場と台湾の新竹工場で製品の外観検査にAI技術を導入し、作業員が目視で行っていた検査作業を、ほぼ全てAIによる画像認識で対応できるようになった。AI導入によって検査効率は目視より93%高まったという。
R&DではAIが過去のデータに基づき、製品開発上の問題に対して解決策を提示する仕組みができており、AIが提示する解決策の精度は85%以上に達しているようだ。ウィストロンは精度を90%以上に引き上げる方針だ。
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