ニュース 自動車・二輪車 作成日:2019年10月3日_記事番号:T00086134
9月のバイク新車登録台数は8万4,763台で前月比26.3%増、前年同月比6%増だった。自動車や住宅など大きな買い物には縁起が悪いとされる旧暦7月「鬼月」(2019年は8月1~29日)が終わり、新学期に向け購買意欲が高まったことで、今年2番目の高水準だった。3日付工商時報が報じた。
首位は、光陽工業(KYMCO、キムコ)の2万9,114台で前年同月比5.5%増、シェア34.3%だった。2位は台湾山葉機車工業(ヤマハモーター台湾、YMT)の2万458台で0.5%減、シェア24.1%だった。3位は三陽工業(SYM)の1万6,997台で0.5%減、シェア20.2%だった。4位は電動バイク最大手、睿能創意(Gogoro台湾)の1万1,167台で50.8%増、シェア13.2%だった。
電動バイク、年内に駆け込み
9月の電動バイク販売台数は1万3,200台で、過去最高だった。Gogoro以外では、ヤマハとGogoroの協業による「EC-05」の納車が552台、中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)の電動バイクブランド「emoving」が640台、KYMCOの「Ionex(アイオネックス)」が753台だった。来年からの経済部工業局の補助金3,000台湾元(約1万400円)削減を受け、年内は駆け込み購入が増え、第4四半期は4万台でシェア20%以上に達すると予想されている。
一方、業界関係者によると、第4四半期のバイク全体の販売台数は20万台に減少し、通年では83万台へと、従来予測の85万台より下振れする見通しだ。来年より行政院環境保護署(環保署)が、第7期排ガス規制基準適合のガソリンバイクへの買い替えに最大5,000元の補助金を支給することや、来年1月の総統選挙に向けて模様眺めムードが広がっているためだ。
電動バイク1,572台が先月29日、台北大橋に集結し、ギネス世界記録を塗り替えた(中央社)
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