ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

日本向けタピオカ輸出、前年比11倍に


ニュース 食品 作成日:2019年10月3日_記事番号:T00086136

日本向けタピオカ輸出、前年比11倍に

 日本でタピオカミルクティーブームが続く中、中華民国対外貿易発展協会(外貿協会、TAITRA)の葉明水秘書長によると、台湾製タピオカの1~8月日本向け輸出額は2,679万米ドルで、前年同期の11倍に成長した。米国を超えて最大の輸出先となった。3日付工商時報が報じた。

 葉秘書長はまた、今年通年のタピオカ輸出額は1億米ドルに上ると予測。さらに7~10倍の経済効果創出が見込まれることから、タピオカ関連商機は10億米ドルに達するとの認識を示した。

 TAITRAはきょう3日より、タピオカミルクティー関連の▽原材料▽包装材料▽タピオカ調理設備▽パッケージ設備▽ストロー──などのメーカーを率いて日本と韓国を訪問し、市場開拓を進める。日本での商談会には、イオングループやファミリーレストラン大手のジョイフル、「業務スーパー」を展開する神戸物産などが参加を予定している。

 来年は米国・カナダ市場の開拓を進める他、「タピオカミルクティーのふるさとは台湾」とのイメージを固めるべく国際シンポジウムを開催する計画だ。