ニュース 建設 作成日:2019年10月3日_記事番号:T00086138
不動産コンサルティング会社、クッシュマン&ウェイクフィールド(戴徳梁行)の顔炳立董事総経理は、台湾不動産市場について、「最も厳しい時期は過ぎた」と述べ、来年は好転するとの見通しを示した。3日付自由時報が伝えた。
顔総経理(左)は一方、市場は依然供給過剰状態のため、目立った価格上昇は見込めないのとの見方も示した(2日=中央社)
顔総経理は、総統選の結果が出た後、不動産購入需要が高まり、今年に比べ販売戸数が2割増えると指摘した。
同社の統計によると、第3四半期の土地取引は総額881億台湾元(約3,045億円)で、年初来の累計で2,314億元となり、年次ベースの過去最高を更新した。
顔総経理は土地取引が活発な状況を踏まえ、「第4四半期の土地市場は素晴らしい締めくくりが見込める。2020年の不動産市場は春とともに花が開く。土地取引の増加はデベロッパーの多くが機を待っていることを示している」と指摘した。
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