ニュース 公益 作成日:2019年10月3日_記事番号:T00086143
台湾電力(台電、TPC)大潭ガス火力発電所(桃園市観音区)7号機(シングルサイクル発電)の稼働期限を今年末から2022年末まで3年延長する計画案が2日、行政院環境保護署(環保署)の専案小組(個別案件小委員会)による初審を通過した。引き続き環境影響評価審査委員会大会(環評大会)に上程される。3日付経済日報が伝えた。
環境影響評価委員からは、コンバインドサイクル発電設備の完成予定について、明確な説明を行うよう要求があった。
TPCの鍾炳利総経理は8号機、9号機のコンバインドサイクル発電設備の入札が今年2月に完了し、8号機が22年にも稼働を開始できる見通しとなったことから、7号機の稼働期限を22年末まで延長した上で、再延長はしないと説明した。
TPCは17年の電力不足を受け、緊急に7号機の稼働期限を今年末まで延長する環境影響差異分析報告を提出した。その後、台湾企業のUターン投資による電力需要増加、地方自治体による石炭使用制限政策などで電力の安定供給に支障が出る恐れが生じたことから、改めて稼働期限の3年延長を目指す環境影響差異分析報告を提出していた。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722