ニュース 電子 作成日:2019年10月4日_記事番号:T00086158
通信キャリア大手の中華電信は3日、新北市板橋区の中華電信学院に設置したスマート園区「緑能智慧園区」内に、第5世代移動通信(5G)技術の応用に関する試験、訓練エリアを正式に開設した。4日付工商時報が報じた。
蔡英文総統(前)が、マルチアングルのライブ配信を体験した(3日=中央社)
同エリアでは既に、中華電信主導で結成された「5G国家チーム」のパートナー企業が▽自動運転車▽エレクトロニック・スポーツ(eスポーツ)▽仮想現実(VR)映像による低遅延・マルチアングルのライブ配信▽拡張現実(AR)技術を使った顔認証──などに関する研究開発(R&D)を進めている。台湾の5G産業に必要となる専門人材の育成にも着手する計画だ。
5G国家チームは昨年の結成初期、パートナー企業が約40社にとどまっていたが、現在では100社近くにまで増加。中華電信はこのうち、宏碁(エイサー)とeスポーツ関連で、勤崴国際科技(キングウェイテック・テクノロジー)と車のインターネット(IoV)関連で協力し、成果を挙げている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722