ニュース 商業・サービス 作成日:2019年10月5日_記事番号:T00086184
外食大手の王品集団は、4月に中国・上海市中心部の人気観光地、外灘(バンド)にオープンした高級ステーキレストラン「The WANG(ザ・ワン)」を台湾でも展開する計画だ。3年以内に4店舗を出店する考えで、台中市のNTC国家商貿中心(台中市西屯区)に1号店をオープンした後、台北市に2店舗、高雄市に1店舗を開設する予定だ。5日付蘋果日報などが報じた。
李台湾執行長。来年は既存ブランドを20~30店、中低価格の新ブランドを3ブランド出店する計画と説明した(4日=中央社)
ザ・ワンはグループ内でも最高級ブランドに位置付けられ、客単価は約2,000台湾元(約6,900円)、1店舗当たり月間売上高は600万元以上を目指す。1号店の総坪数は135坪、座席数は72席で、8人用のボックス席も設ける予定だ。
王品の李森斌・台湾執行長はザ・ワンの出店について、イメージアップが主な目的で「一味違う商品とサービスを提供できるステーキの専門家」という印象を消費者に植え付けたいとの考えを示した。
なお、同グループの既存ステーキレストラン「王品牛排」は現在、台湾全土で13店舗を展開しているが、市場競争が激しく、近年では来客者数が減少している。このため、今後は新たな顧客層を獲得すべく、8店舗を残して、それ以外はザ・ワンへ転換する計画だ。
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