ニュース 金融 作成日:2019年10月5日_記事番号:T00086188
台湾独自のQRコード方式によるモバイル決済サービス「台湾ペイ」は、ひも付けされたクレジットカードやデビットカードの総数が8月末時点で917万枚、決済額は2017年9月のサービス開始からの累計で478億台湾元(約1,650億円)に達した。台湾ペイ運営会社の財金資訊(FISC)に出資する財務部の阮清華次長は「来年末までに決済額1,000億元突破が目標だ」と語った。5日付工商時報が報じた。
台湾ペイは現在、水道代、ガス代、電話料金など2,600項目を超える支払いの他、主要コンビニエンスストアやドラッグストアを含む8万店以上の商店で利用できる。今後はスーパーマーケット最大手の全聯福利中心(PXマート)やコーヒーショップの路易莎咖啡(ルイサコーヒー)が加わる予定だ。
また海外でも台湾ペイを使用したショッピングサービスの提供を可能とすべく、日本のNTTデータや香港・マカオで銀行現金自動預払機(ATM)のネットワークサービスを展開する銀聯通宝(銀通、JETCO)と協力に向けた交渉を行っている。
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