ニュース 金融 作成日:2019年10月5日_記事番号:T00086191
4日の台北外国為替市場の台湾元相場終値は、前日比0.091元(0.29%)台湾元高米ドル安の1米ドル=30.973元と、30元台に突入、過去5カ月で最高値となった。5日付工商時報などが報じた。
外国為替銀行の幹部は今後の見通しについて、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げが鍵となると指摘。年内に再度の利下げが行われた場合、アジア市場にホットマネーが大量流入し、台湾元は1米ドル=30元台で推移すると予測した。その上で、今後、元高が過度に進めば中央銀行(中銀)が介入する可能性があると語った。
中銀の統計によると、アジア主要通貨は4日、対米ドルで軒並み上昇し、上昇率は▽韓国ウォン、0.67%▽日本円、0.43%▽インドネシアルピア、0.35%▽タイバーツ、0.31%──などとなった。台湾の上昇幅は比較的小さかった。
5日午前終値は、前日比0.043元(0.14%)の台湾元高米ドル安の、1米ドル=30.93元と元高が進んだ。
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