ニュース 電子 作成日:2019年10月7日_記事番号:T00086197
IC設計大手の聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)は、有機EL(OLED)パネルの価格下落による第5世代移動通信(5G)対応スマートフォンへの採用拡大で、来年の同パネル向けドライバIC出荷量が6,000万個へと、前年から倍増する見通しだ。7日付工商時報が報じた。
ノバテックは、中国パネル最大手の京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)の有機ELパネル向けドライバICで、最大サプライヤーとされる。
中国メディアによると、BOEの上半期の有機ELパネル生産能力は1,000万枚でシェア5%、世界2位。証券会社は、来年は歩留まり率向上で5,000万枚へと、今年通年予測の2,000万枚を大きく上回ると予想した。BOEの有機ELパネルがアップルのスマホiPhoneにも採用されれば、ノバテックの出荷量は大きく増えそうだ。
ノバテックは、韓国のLGディスプレイ(LGD)の有機ELパネル向け供給の約1割を占めるとされる。
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