ニュース 自動車・二輪車 作成日:2019年10月7日_記事番号:T00086205
自動車大手、裕隆集団傘下の中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)の陳明文総経理はこのほど、台湾の自動車市場規模は前年同期比3%縮小しており、輸入車の攻勢で台湾生産車の減少幅が大きいとして、同社の今年通年の販売目標台数を4万6,000台へと、従来の5万台から引き下げると述べた。6日付経済日報が報じた。
同社は、装備を充実させ新排ガス規制に対応した商用車「デリカ」と商用スポーツ用多目的車(SUV)「ジンガー」の新モデルを相次いで投入した。販売台数約2割増を見込んでおり、同社全体の販売減の影響緩和を期待する。
一方で、裕隆集団の裕隆日産汽車は、台湾生産SUV「キックス」の販売が好調だ。また、中国・東風汽車集団との合弁、東風日産乗用車の上半期利益は前年同期を上回っており、第4四半期も投資収益増加が期待できる。
トヨタ自動車の台湾総代理、和泰汽車は9月、同社の通年販売目標台数を13万5,000台へと、従来の13万1,000台から引き上げた。人気車種の台湾販売割り当て増加を受け、通年利益は好感できそうだ。
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