ニュース その他分野 作成日:2019年10月7日_記事番号:T00086215
行政院主計総処が5日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.43%上昇と、9カ月連続での上昇となった。主計総処は、天候の影響で野菜や果物の上昇が目立ったものの、物価は引き続き安定していると指摘した。6日付中国時報などが報じた。
9月CPIでは、食物類が前年同月比1.97%上昇した。台風11号(アジア名・バイルー)による豪雨の影響で果物価格が7.34%上昇し、上昇幅は過去2年8カ月で最大となった。野菜も2.37%上昇した。一方、卵類は12.42%下落した。
米や小麦粉、鶏卵など重要民生物資17項目のCPIは前年同月比0.49%下落した。過去3年6カ月で最大の下落幅で、特に鶏卵が15.24%と過去1年11カ月で最大の下落幅を記録し、全体を押し下げた。
一方、卸売物価指数(WPI)は前年同月比4.53%下落した。過去3年6カ月で最大の下落幅で、下落は5カ月連続。主計総処は、米中貿易戦争の影響で世界的な需要減退の影響を受けたことや、原油価格の下落を理由に挙げた。
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