ニュース 政治 作成日:2019年10月7日_記事番号:T00086218
馬英九政権で国家安全会議(国安会)秘書長を務めた蘇起氏は5日、香港情勢に加え、蔡英文総統が来年1月の総統選挙で再選した場合、中国では「一国二制度」での失敗を巡り習近平国家主席に対する政治的圧力が強まり、両岸(中台)情勢が大きく揺れる可能性が一気に高まるとの見方を示した。6日付自由時報などが報じた。
蘇氏。蔡総統は、中国は台湾に武力行使をすることはなく、米国は助けてくれると過信していると指摘した(5日=中央社)
蘇氏の発言について蔡総統は6日、現在の情勢は馬政権時代と異なっており、既に誤りと証明された政策を再び提起することは、両岸関係と地域の情勢に何のプラスにもならないと反論した。
大陸委員会(陸委会)は、中国共産党こそが両岸関係を破壊する源であり、台湾を併吞(へいどん)し、覇権を拡張しようとする中国共産党に対して一致団結すべき時に、恐怖をあおるような発言をすべきでないと批判した。
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