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郭台銘氏、新北で立委選候補者を応援


ニュース 政治 作成日:2019年10月7日_記事番号:T00086219

郭台銘氏、新北で立委選候補者を応援

 郭台銘(テリー・ゴウ)鴻海精密工業前董事長は5日、来年1月に総統選挙と同時に行われる立法委員選の新北市第10選挙区(土城区、三峡区)に無所属で出馬する李縉頴氏(34)の応援に駆け付けた。李氏は国民党籍だが、郭氏と柯文哲台北市長(台湾民衆党)が支援する立委選候補者の一人で、同日は同じく国民党籍の盧嘉辰元立法委員も応援に駆け付けた。同選挙区は国民党が新北市議会議員の林金結氏を公認候補に指名しており、国民党陣営の分裂を象徴している。6日付自由時報が報じた。

/date/2019/10/07/16guo_2.jpg郭氏(左)は、郭氏事務所で政策主任を務める李氏(右)について、三峡が地元で、学歴も国際感覚もある最適な人物と評した(5日=中央社)

 国民党新北市党部の李乾龍主任委員は李縉頴氏について、事実関係を確認後、考紀会を開いて処罰を決定すると説明。また盧氏についても、発言内容に国民党に対する批判や他の候補者への支援表明があった場合、党紀に基づいて処分することも辞さないと表明した。

 同選挙区では民進党現職の呉琪銘立法委員が再選を目指している。呉氏は、国民党陣営の分裂は自身に有利となりそうだが、油断はできないと述べた。