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総統府、国家統一委の再開説を否定


ニュース 政治 作成日:2008年7月7日_記事番号:T00008622

総統府、国家統一委の再開説を否定


 総統府の王郁琦報道官は6日、「馬英九政権が、陳水扁前政権が活動終了を決定した国家統一委員会(国統会)の再開を計画している」という同日付自由時報の報道について、「全く事実ではない。報道は風聞に過ぎず、国統会を再開する計画はない」と強く否定した。

 自由時報の報道によると、国統会の活動再開の狙いは中台関係をより深めることにある。8月の北京五輪に合わせて活動再開を宣言し、来年度は同委員会のための予算を編成する可能性もあるという。

 国統会は李登輝政権時代の1990年10月に発足し、計14回の会議を開催した。独立派の陳政権では一切活動がなく、06年2月に活動終了が宣言された。

 自由時報の報道について、蔡英文民進党主席は、「この問題では人民の間に共通認識がない。国統会を復活させるというのであれば、民進党は相応の対応をする」とコメントした。