ニュース 電子 作成日:2019年10月8日_記事番号:T00086226
半導体商社の大聯大投資控股(WPGホールディングス)と文曄科技(WTマイクロエレクトロニクス)は7日、米テキサス・インスツルメンツ(TI)から2020年12月末で販売代理契約を終了するとの通知があったと明らかにした。8日付蘋果日報などが報じた。
WPGはTI製品の販売を約40年間手掛けてきた。TI製品は同社売上高の11.28%を占める。18年売上高の5,451億台湾元(約1兆9,000億円)で計算すると、約614億元の減収が見込まれる。WPG傘下の世平興業(ワールド・ピース・インダストリアル)は、販売代理を続けられるよう契約に基づいてTIとの交渉を進めると表明した。
一方、文曄科技は、売上高に占めるTI製品の割合は20.05%に上る。18年売上高の2,734億元で計算すると、約548億元の減収が見込まれる。文曄科技は、数週間以内にTIと業務移転に関する協議を行うと説明した。
TIは直売比率の向上を図っており、シンガポールのシリアル・システムとの販売代理契約を終了。また、米アヴネットとの販売代理契約も20年12月末で終了するようだ。
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