ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2019年10月8日_記事番号:T00086229
インドなどから低価格の熱延原料が大量に輸入され、台湾の鉄鋼産業に悪影響が出ている。鉄鋼最大手、中国鋼鉄(CSC)によると、業界団体の台湾鋼鉄工業同業公会(鋼鉄公会)がインド鉄鋼協会(ISA)と交渉を行うもようで、反ダンピング(不当廉売、AD)の制裁措置も検討しているという。8日付経済日報が報じた。
インド製原料は1トン当たり470米ドルと、台湾製より20~30米ドル安いため、鋼材メーカーが輸入し、圧延加工メーカーに生産を委託しているようだ。今年末までに、少なくとも20万トンのインド製原料が台湾に輸入されるとみられる。
圧延加工メーカーは、鋼材の需要低迷により設備稼働率が70%に落ち込んでおり、余剰生産能力を海外からの低価格原料の加工に充てているようだ。
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